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車検切れたのでユーザー車検を受けました

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今年(2025年)の5月に車検が切れてしまい、そのまま放置していたわが家のセレナ。

今回初めてユーザー車検を受けたので、その時の様子をご紹介します。

車検場に車を持ち込みたいのですが、車検切れの車を公道で運転するわけにはいかないため、仮ナンバーを取得する必要があります。仮ナンバーを取得するためには、運転期間をカバーした自賠責保険証が必要となります。

そのため、今回行ったユーザー車検の概要としては以下となります。

Step1
自賠責保険の更新

Step2
仮ナンバー取得

Step3
ユーザー車検を受験

Step4
仮ナンバー返却

それではそれぞれ見てみましょう。

Step1:自賠責保険の更新

まずはどこでもいいので保険屋さんに連絡をとり、自賠責保険を更新します。

保険料は2年間で18,160円でした。

Step2:仮ナンバーの取得

つづいて仮ナンバーを取得します。

わたしの場合、市役所の市民課にて手続きをしました。

持参物は以下。

  • 旧車検証
  • 更新した自賠責保険証
  • 免許証

市民課で「仮ナンバーが欲しい」と伝えると、自動車臨時運行許可申請書を記入するように言われるので、旧車検証を見ながら記入して提出します。

しばらくすると、仮ナンバー2枚と自動車臨時運行許可証を借りられました。

手数料は750円。

借りた仮ナンバーを車の前後に取り付けます。

後ろ側は片方のボルトが封印されているため、封印ははがさずに封印の上から養生テープでとめます。

Step3:ユーザー車検を受験

事前チェック

いよいよユーザー車検を受けに行きますが、事前に自分でもチェックできる以下のところはチェックしておきました。

  • 灯火類(ライト、ウィンカー、ブレーキランプ、バックランプ)
  • タイヤの空気圧
  • ウィンドウウォッシャー液の残量
  • ワイパー動作
  • 冷却水の量
  • ヘッドライトの明るさ

ヘッドライトの明るさについては測定器をもっているわけではなく、見た感じ左のヘッドライトがかなり黄ばんでくすんでいるのが気になりました。

このヘッドライトについては、ペーパーがけとクリア塗装を行いました。

WEB予約

上記チェックOKなら、事前にユーザー車検の予約をWEBから入れておきます。

https://www.reserve.naltec.go.jp

わたしの場合今回初めてでしたので、アカウント登録から行いました。

予約が完了すると予約番号が表示されます。自動車検査票に予約番号を記入しますので、メモしておきます。

予備検査

検査当日、予約した時間に合わせて九州運輸局宮崎運輸支局に向かいます。

今回は少し早めに行き、近くのテスター屋さんで事前に予備検査をしてもらいました。なお、予備検査は必須ではありません。

見てもらったところやはり左のライトの光度が怪しく、コンパウンドをつけて磨いていただきましたが、規定値6,400cd以上に対してギリギリ6,900cd程度とのことで、もし落ちたら再度磨いてみて、それでも落ちたらライトを交換するなどの処置が必要とのこと。

他は大丈夫そうでした。

予備検査がおわって事務所に伺うと、なんとユーザー車検に必要な書類一式をすでに準備いただいていました。これはありがたい!

自動車検査票

継続検査申請書

自動車重量税納付書

定期点検整備記録簿

検査と紙の準備していただいて、1,400円でした。

上記に加えて、旧車検証自賠責保険証をひとまとめにして、いざ車検場へ。

印紙購入

印紙売り場にいき、書類一式を出して印紙や証紙を購入します。

検査手数料:2,200円

重量税:50,400円

ユーザー車検受付

自動車検査票と重量税納付書に印紙を貼ったら、ユーザー車検の受付にいき、書類一式を提出します。

わたしはここで自動車検査票の右上部分に予約番号(下4桁)を記入しました。

受付が終わると受付印が押されて一式戻ってきます。

検査実施

運輸支局の敷地内にある検査工場に車を運び入れ、検査を実施します。

朝一で予約していきましたが、すでに5~6台並んでいました。工場のシャッターはまだ閉じています。

近くまで進んでみると、工場内撮影禁止ということで写真は撮れませんでした。

やったことは以下です。

  • 同一性の確認:車体番号を目視で確認
  • 外回り検査:灯火類、外観、ワイパー、ウォッシャ液、クラクション
  • サイドスリップ検査:走行性確認
  • ブレーキ検査:ギアをNに入れてフットブレーキとサイドブレーキの効きを確認
  • スピードメーター検査:ギアをDに入れて時速40kmでボタンを押す
  • ヘッドライト検査:ヘッドライトを点けて機械で測定
  • 排気ガス検査:排ガス検査用ノズルをマフラーから入れて測定
  • 下回り検査:打感確認、車体揺らし確認

途中で2回ほど自動車検査票を機械に入れて結果を打刻します。

すべて検査した結果、無事合格しました!

車検証交付

検査印が押された自動車検査票とその他書類一式をもって、車検証交付窓口に提出します。

しばらくすると、無事に新しい車検証とシールが交付されました!

シールを重ねてフロントガラスに貼ります。

これで仮ナンバーなしで公道を走行することができます。

Step4:仮ナンバーを返却

運輸支局にて帰りに仮ナンバーを取り外し、市役所の市民課にて返却します。

このとき、自動車臨時運行許可証も一緒に返却します。

以上で完了です!

費用まとめ

今回ユーザー車検を行うにあたってかかった費用をまとめておきます。

項目金額
自賠責保険代¥18,160
仮ナンバー代¥750
予備検査代¥1,400
自動車審査証紙代¥1,700
自動車検査登録印紙代¥500
重量税¥50,400
¥72,910

この記事を書いた人

 1男3女の”とっと”です。

 愛知の大学を修了後、メーカーで人工衛星の開発に携わって16年。その間に国産ロケットの打ち上げに3回立ち会い、つくった衛星を見送ってきました。そのメーカーも辞めて、現在ではログハウス建築の仕事を楽しんでいます。

 会社員時代、30代半ばを過ぎたあたりから自分の”消費者根性”に嫌気がさし始めます。身の回りのこと全てについて、業者に言われるがまま当たり前のようにお金を払い、丸投げしてやってもらうこと、それによって「お金を稼がなければ」という足枷ができてしまっていることに気づき、どっと疲れてしまいました。

 人生を本当に楽しんでいくため、2023年の40歳を過ぎたころにようやく卒サラし、地元九州に戻って今に至ります。これまでの消費者根性から脱するため、このサイトでは自分でやってみたことの記録を残していきますので、なにかの参考になれば幸いです。